山岡 英明

カントリーマネージャー

エンドユーザが本当に理解しなければならないテストの現状 その2

テストのコミュニケーション改善で大幅な効率化

SAPプロジェクトにおいてテスト工程がもっとも長く、工数がかかる部分となります。このテスト部分で大幅な遅延をもたらしている一つの理由が、非効率なコミュニケーション方法です。

なぜテストは遅延するのか

 

テスト工程がなぜ遅延するかは、テスト→不具合発生→修正→再テスト→再修正→再テスト→スケジュール遅延→スケジュール調整 のような作業が大量に発生するなかで、非効率なコミュニケーションは、タスクを引き継ぐ際に空白な時間を生じさせます。

 

例えば、テスターが不具合を発見し、メール等で情報を引き継いだと想定すると、開発者がそれを確認するまで、数時間のタイムラグが発生する可能性があります。また、開発者が不具合に関してテスターに確認を行いたい場合も、メールを記載してその返信が来るまでにタイムラグが生じます。

 

数件程度の作業なら、遅延は目立つことなくその日の作業で吸収されてしまいますが、数か月間、テスト、不具合報告、開発者による確認、修正、再テストを繰り返す中で、積みあがるタイムラグは、膨大な工数となります。

 

また、膨大な作業に追われれば追われるほど、情報が共有されないまま担当者の元にとどまる人為的なタイムラグも増大していきます。

 

仮に、担当者ごとのタイムラグが1日1時間平均と想定して、100人のスタッフがいれば、1日100時間、1か月2000時間となります。

 

この遅延は、必然的と割り切っているプロジェクトマネージャーもいるかもしれませんが、この1か月2000時間が50%削減できる方法が初めからわかっていたら取り組まないでしょうか?

 

 

タイムラグを削減するツール

 

Panaya Test Dynamixをご利用なったお客様は、このタイムラグの削減にツールが大きく貢献したとご評価していただいております。

 

では、どのようにPanaya Test Dynamixが支援するかを説明します。

 

まずは、自動メール送信機能が、作業の引継ぎを支援します。メールの送信方法はルール化できるため、必要な場面で必要なスタッフに情報をリアルタイムで共有することができます。

 

例えば、テスターが不具合を登録した場合は、登録した時点で、必要なスタッフにメールで情報共有されます。メールを受け取った開発者はリンクをクリックすれば、クラウド上に保存されている情報にアクセスができます。

 

また、開発者が修正を行った際にも担当しているテスターに再テストの依頼メールが自動送信されます。

 

他にも、レビュー待ちのテストは、レビュー担当者に通知されたり、テスト待ちのテストが何件あるかを各テスターに通知したりと、テスト工程に空白時間が生まれないように、複数のアシスタントが常時チェックしているかのような状態を自動的に作り上げます。

 

そのため、担当者は、自分がアサインされている作業に集中でき、作業後は、自動的に情報が共有されます。 

 

テストにおいてアイドル時間は気が付かないうちに膨大な時間に積みあがっています。

 

テストの効率化のために、確実に削減できるアイドル時間をPanayaTest Dynamixで改善してみることをお勧めします。 

プロフィール

山岡 英明
カントリーマネージャー

テストツールベンダーのSEをスタートに、日本法人の副社長、大手ソフトウェアベンダーのテスト製品グループのリーダを務めた後、2015年より現職。日本ならびにアジアのトップとして、営業と技術チームをまとめ、お客様の成功を支援している。