SAP Note適用の影響分析

藤川 尚
PanayaではSAP Noteを適用する際の影響分析が可能です。
Noteを適用する場合、内容を精査し、影響範囲を判断、調査されるかと思います。
しかし、内容があいまいな場合や、修正内容が複雑な場合、前提Note/関連Noteが多い場合などでは調査にも限界があるかと思います。
そのような時に、Noteを紐付けた移送依頼を選択し、分析にかけて頂くと、
以下のように影響を受けるトランザクションがリスト化されます。
リストにはST03Nの使用履歴データを蓄積したUsage情報も付与されていますので、使用しているトランザクションだけを選別することも容易です。
また、Panaya登録済みのテストシナリオの中から、そのトランザクションを通るテストシナリオの数も表示されています。今回のテストがどのテストシナリオを使用するのが適切か、テスト計画もスムーズに行えます。
これにより、Note適用により影響を受けるトランザクション、影響範囲を機械的に分析し、調査漏れのリスク低減、品質向上につなげて頂くことが可能です。
ぜひご活用頂ければと思います。
プロフィール

藤川 尚
ディレクター プリセールス&カスタマーサクセス
外資系コンサルティングファーム、日系大手コンサルティングファームにてSAP関連のプロジェクトに参画。主にクロスアプリケーション領域を専門とする。その後、Panayaの日本法人の立ち上げから現職。Panayaの提案から導入支援、導入後のサポートまで技術全般を担当している。