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300名を巻き込んだ⼤規模SAP導⼊プロジェクト。 管理⼯数を最⼤40%削減できた理由とは?


東京エレクトロン様

革新的な半導体およびフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置のリーディングカンパニーである東京エレクトロン様(以下、自社)は、2021年に大規模データ利活用と生産性改善のためSAP S/4 HANAを導入しました。そんな同社が見据えているのは、導入プロジェクトを滞りなく成功に導くことです。今回は、同社情報システム部の柿様、樋様、矢部様、青木様およびPanaya社の山岡氏に、SAP S/4 HANAおよびPanaya社のPanaya Test Dynamix導入に至った経緯、導入効果などを語っていただきました。

お客様の課題

 

  • マルチベンダー参加型の大規模ITプロジェクトのため、関係者全員に遅滞なく進捗・情 報を共有するのに工数と労力がかかっていた
  • プロジェクト状況把握/是正処置のための管理工数増加(マネジメント工数不足)
  • コロナ禍で進捗の見える化(可視性)や障害状況、システムを跨いだ情報連携や実現方 法の検討に時間がかかっていた
  • SAPシステムと周辺システムがつながったことを想定してテストシナリオを管理/運営し、 システム間のテスト結果を共有する仕組みが未整備であった

 

 

300名リモートでの⼤規模プロジェクト。情報共有と⼯数削減が⾄上命題

 

――今回のプロジェクトは大規模なプロジェクトであったと伺いましたが、SAPをお使いではなかったところからのSAP S/4 HANA導入においてどのような課題があったか教えていただけますか。

 

柿:今回関わったベンダーは約30社という大規模プロジェクトでした。導入ベンダーだけでも100名以上は軽く超えていますから 業務側の人数は省いても、システム側だけで約200~300名です。
UT(ユニットテスト)までは全員集合して業務をおこなっていましたがUT後に規模を広げて全体に展開するフェーズで、コロナ禍の影響により全員リモートでの仕事になりました。どのようにプロジェクトを統制するかという点は非常に悩ましい問題です。
物事が思ったように進まなかったり、あらぬ方向に行ってしまったりする恐れもあります。
リモートかつこれだけ関係者が多い状況下で、全員がスムーズに使えるツールでなければ運用不可能であるという結論に至りました。
複雑なシステムを入れても使いこなすまでに時間がかかるので、誰もが簡単に使えて管理もしやすく、コミュニケーションにギャップがでないツールが必要でした。

 

――プロジェクトの状況把握、管理工数の増加が課題であったのですね。
プロジェクトマネジメント主体をSIerではなく、自社で担当されたのはどういう経緯からだったのでしょうか?

 

柿:今回導入した基幹システムとしてはSAPが中心になっていますが、その他にもサービスCRM、セールスCRM、輸出規制管理、生産のところではSMARTSという基幹システムもあります。そのため、中心となるSAPの構築ベンダー側ですべてのシステムは理解しきれず、コントロールが難しいという話がプロジェクト開始時から出ていました。

 

矢部:何らかのシステムで問題が発生した際に、どのシステムで修正するかは結局自社が意思決定しないといけません。今回のマルチベンダー型のプロジェクトが決まった段階で、システム全体テストは自社が主体となってリードしていくという形が最適であるとの結論に至りました。

 

導入の決め手はテスト工数削減、周辺システムとの連携、自動記録、使いやすさ
【製品・サービス選定の理由】
・Panaya Test Dynamixは、SAPだけでなく周辺システムも含めたテスト計画・管理がおこなえる点。
・利用当初からテスト工数の削減効果が見込まれる点(テストスクリプトの事前準備が必要なく、エビデンスの自動記録機能やテスト時に記録されたテストスクリプトの再利用など)

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