Panaya Test Automation:AIを活用した新機能を発表しました!

YN

AIプロンプトコマンド

 

1つめは「AIプロンプトコマンド」です。これにより、テスト自動化がさらに簡単に。シンプルな英語で作業指示を入力するだけで自動化が可能です。

この「AIプロンプト」により、複雑なプロセスも直感的かつスマートに自動化できます。録画なしでも自動化ステップを追加できるので、従来の「実際のオペレーションから記録してスクリプトを作成する」方法では自動化が難しかった操作も、「Click the blue button」や「Capture the text next to the checkbox」といったシンプルな作業指示を提供するだけで、あとはツールが自動で作業します。

 

 

「AIプロンプト」は下表に示す3つのオプションをサポートしています。

 

 

例)作業指示の登録

 

 

例)作業指示の登録

 

例)「AIプロンプト」と従来のスクリプト「実際のオペレーションから作成」を組み合わせることで、より簡単により安定したスクリプトが作成可能になります

 

 

 

Self Healing(xpath自動修復機能)

 

さらに新バージョンでは、強力な「Self Healing」機能を導入しました。

 

 

FioriアプリケーションのようなWebアプリケーションは、SAPアップグレードを行うことで「ロケーター」と呼ばれる情報が変更されるケースがよくあります。

ロケーターが正しく機能することで、Webアプリケーション内の特定のオブジェクトや要素を瞬時に見つけ出し、スクリプトの指示を自動実行することで、テスト自動化が可能になります。言い換えれば、アップグレードによってロケーターが変わった場合、スクリプトはターゲット要素を正しく認識できなくなり、テスト自動化はエラーになります。

 

しかし今回導入した「Self Healing」機能を使えば、ロケーターがターゲット要素を正しく特定できない場合、AIが指示内容を解析し、要素を自動的に特定します。

この革新的なアプローチにより、スクリプトの安定性が大幅に向上し、アプリケーションのUI変更にも自動で対応するため、メンテナンスの手間が大幅に軽減されます。

 

 

「Self Healing」が無効な場合

 

「Self Healing」が有効な場合

 

プロフィール

YN
プリセールス&カスタマーサクセス マネージャー

気がついたらSAPの世界に20数年。外資系テクノロジーコンサルティングファームにて数多くのSAP 移行、アップグレードプロジェクトに参画。その後、コンサルファームで複数のSAP導入プロジェクトの経験を経て、PanayaにJoin。

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