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【富士通様からのお知らせ】 

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お客様の「SAP S/4HANA」への移行を加速させるため、Panayaとグローバルな戦略的パートナーシップを締結

 

当社は、イスラエルに拠点を置き、クラウドベースのERP/CRMアプリケーションの影響分析ソリューションやテストツールをグローバルに提供しているITサービス企業Panaya Ltd.(本社:イスラエルHod Hasharon、CEO: David Binny、以下Panaya)と、SAP SE(以下、SAP)の次世代ERPソリューション「SAP S/4HANA」へのお客様の移行をさらに加速させることを目的とした戦略的パートナーシップを締結しました。本締結により、SAPソリューションをすでに導入しているお客様のスムーズな「SAP S/4HANA」への移行を強力に支援します。

 

背景

 

SAPのERPソリューション「SAP ERP6.0」の保守サポートの終了が2027年に迫る中、「SAP S/4HANA」への移行を計画されるお客様が急激に増加しています。「SAP S/4HANA」は、クラウドベースによるシステムのスリム化や処理の高速化などの特長があり、絶えず変化するお客様のビジネス環境に持続可能な価値を提供します。一方で、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」(*)によると、2025年には国内で36万人のIT人材の需給ギャップが予想されており、特に専門性の高いSAP技術者の不足が業界全体の課題になっています。そのため、移行コストの上昇や、プロジェクトの遅延によりサポート終了までに移行を完了できない事態が懸念されています。

*出典:経済産業省ウェブサイト

 

パートナーシップの概要

 

当社はPanayaとのパートナーシップを通して、両社の強みを生かし、2027年までにより多くのお客様がスムーズに「SAP S/4HANA」への移行を完了できるよう支援します。

当社の豊富なSAPの移行プロジェクトで培った経験や知見と、Panayaが提供するクラウド移行による影響分析ソリューションやテストツールなど、プロジェクト工数の削減に貢献する技術力を組み合わせて、以下の取り組みを行います。

 

  • 当社のグローバルなITリソースとPanayaソリューションを組み合わせることで、富士通が品質向上とコスト最適化を同時に実現する「SAP S/4HANA」移行サービスを提供
  • 当社の技術者とPanayaの開発部門が直接連携し、当社が「SAP S/4HANA」移行プロジェクトで得た作業に必要な技術やノウハウ、知見を共有し、Panayaが影響分析ソリューションの新機能として実装(アドオンプログラム等の自動コード修正機能)
  • 影響分析ソリューションを利用した当社のフィードバックをもとに、Panaya がAIの活用による標準バグや参照すべき重要ノートの事前検知機能の追加などソリューションの精度を向上

   

今後について

  

当社は本パートナーシップに基づいた取り組みを通して、SAP移行プロジェクトの工数やスケジュールに関して、全体で30%削減することを目指します。2027年の「SAP ERP6.0」のサポート終了が迫るなか、本取り組みにより、グローバルで100社以上のお客様の移行プロジェクトをサポート期限内に確実かつスムーズに実施するべく支援します。

  

 

■ 富士通様のお知らせ(オリジナル)はこちらをご参照ください。

 

■ 本Newsに関連するPanayaソリューションは、S/4HANAコンバージョン および 新機能:不具合修正Note分析 をご参照ください。